みつひめの日録

日々の記録。

4月の読書記録

4月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:958ナイス数:10メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)読了日:04月05日 著者:前田 裕二黄金餅殺人事件-昭和稲荷町らくご探偵 (中公文庫)の感想映像や録音で、しかも晩年のものしか知らないので…

射手座落語会@湯島天神参集殿

正蔵さんと喬太郎さんが射手座なのは、去年の落語@鶴川の二人会で聞いて知っていたのだが、生志さんも射手座だったとは。この落語会のメンバーを見たときに知った。 湯島天神の広いお座敷が会場。天井から下がっていたペンダントライトが可愛かったな。ちな…

『高座舌鼓』

林家正蔵さんの『高座舌鼓』の、印をつけてあったところを拾い読みしていて、 東京の下町では、スジといえば魚のスジ。たぶんフカだと、私は聞いているのだが、フカの軟骨をすり身と合わせたものらしい。歯ざわりも旨味も一味違った凄みがある。もっとも近頃…

観世流「安達原」

久しぶりに、国立能楽堂の主催公演に出かけた。「鬼の世界」というテーマの公演で、馬場あき子さんのお話と狂言「伯母ケ酒」、そして「安達原」という番組。 馬場さんのお話で印象的だったのは、 鬼というのは、モノ(場所・時代など)の境目に、七つ下がり…

義経千本桜「すしや」

11月の歌舞伎座は、顔見世大歌舞伎だ。歌舞伎ファンの間では、染五郎初役の弁慶が話題になっているが、個人的には、今月はなんといっても、菊五郎さんの権太だ。 直近で見た権太といえば、仁左衛門さんの権太で、肩の手術を受ける直前にもかかわらず、そうと…

父たちの愛と苦悩

[文楽]9月文楽公演一部・二部@国立劇場小劇場 一部の演目は「双蝶々曲輪日記」、二部は「近江源氏先陣館」と「日高川入相桜」。ちなみに、今日はお社の日だったようで、演劇評論家の方々をお見かけした。 一部に現役人間国宝4名のうち3名(うち、寛治師匠が…

映画と写真で見る芝居

[歌舞伎]勘三郎・三津五郎の「らくだ」、勘三郎親子の「連獅子」、吉右衛門写真展 基本、芝居は生で見るもの、とずーっと思っている。とはいえ、今はもう見られない配役、映像でしか見えないものもある、というのもまた事実だ。 仕事に追われて、限られた時…

机と椅子、そしてApple Wireless Keyboad

林望さんの『書斎のある暮らし』を読んで、とりあえず、机を導入した。今までは、ブログや長めのメールを書く時は食卓に使用しているローテーブルにMacBookを持ってきていた。読書ノートもこのローテーブルの上で書いていた。読書はまあ適当にその時々の気分…

今週のお題「選んでよかったもの」

柳家小満ん在庫棚卸し

[落語]さようさよう、ごもっともごもっとも 月に一度、三十席限定の、小満ん師匠の落語会。先月はうっかり予約をお願いするのが遅くなってしまい、伺えなかったので、二ヶ月ぶりだ。 本日は 「ろくろ首」 「猫久」 「種の起源」 の三席。 先月、歌舞伎座で「…

松竹大歌舞伎 東コース@府中の森芸術劇場

三代目中村又五郎・四代目中村歌昇襲名披露もいよいよこの巡業で無事打ち上げだそうだ。というか、まだ襲名披露興行が続いていたのか!?とびっくり。会場の搬入口には、こんなトラックが。 巡業のトラック、今はみんなこうなんですかね? 演物は「相撲場」…

国立劇場 歌舞伎鑑賞教室「傾城反魂香」

七月の歌舞伎鑑賞教室は、梅玉さん初役の又平で「傾城反魂香」だ。事前の記者発表などで「延若さんのお人柄そのもののような実直な又平がが印象に残っており」と梅玉さんが言っていたので、「菊五郎型」ではない又平が拝見できるか?、と楽しみにしていた。 …

清水寺創建の日

798年7月2日、清水寺が創建された。 清水寺には、修学旅行でも行っているのだが、そんなに古いお寺だったとは、お能の「田村」をお稽古するまで知らなかった。 能の「田村」は世阿弥作と伝えられる曲で、前シテは坂上田村麻呂の清水寺建立の伝説に取材し、後…

「半七捕物帳」がテレビ時代劇の第一作だったらしい

7月1日は、「時代劇専門チャンネル」が制定したテレビ時代劇の日。 1953年7月1日に、日本初の時代劇テレビシリーズ『半七捕物帳』の放映が開始されたのを記念して、とのこと。 さすがに、この「半七捕物帳」は見たことないので、ちょいとググってみた。 半七…

夏越(なごし)の祓

旧暦六月晦日に行う祓の称。新暦となってからは六月三十日、七月三十一日に行う神社とさまざま。旧暦十二月の晦日を年越というのに対して六月の晦日を夏越と呼んだ。夏越神事は形代に半年間の穢れを託して川に流したり、茅の輪をくぐることが一般的である。…

渡邉肇写真展 人間浄瑠璃 第一回文楽至宝尽の段

ステキな写真ばかり!今日のメインイベントは、この写真展 渡邉 肇 「人間浄瑠璃」写真展 : BLOG : SUPER EDITION を見に行くこと。 渡邉さんの作品との出会いは、昨年2月の簑助さんの「曾根崎心中」を中心とした写真展だった。 今回も、どの作品もステキだ…

すずらん通り

[http://instagram.com/p/oQBtFChYVl/:title=[神保町]すずらん通りだから、街灯もすずらんなんだ] ドトールの2階、窓際の席で本を読んでいて、ふと目を上げたら、目の前の街灯の形がすずらんなのに気がついた。 わたしが座っていた席からは写真に撮れないと…

柳家小満んの会@横浜

奇数月に開催の 柳家小満んの会@横浜。今月は、「髪結新三」の上下!歌舞伎とは展開が一部違っている。善八が弥太五郎源七に掛け合いに行ってくれと頼みに行って、なんとか引き受けさせるところまでが、上。白子屋の成り立ちの部分がまずあって、そうだった…

サロン・ド・文楽座

NPO法人文楽座主催のサロン・ド・文楽座の今回のゲストは、玉女さん。 赤坂文楽とかでの印象は「口数の少ない方」だったが、今日は色々なことを積極的にお話して下さった。 きっかけがあれば、というのと、赤坂文楽は相手が勘十郎さんだから、ということもあ…

伝統芸能の今2014

毎年恒例の、猿之助さんと三響會主催のチャリティーイベント、伝統芸能の今に、今年も行ってきた。2階ロビーで、広忠さんと傳次郎さんがプログラムを販売、その横で逸平さんが呼び込みをしていらした。一昨年は、逸平さんほ、どうしたらいいのやら?と、ちょ…

小さんまつり

十三回忌追善で、一門のベテランのお弟子さんが続々と高座に。中入は、川柳「ガーコン」、主任は小満ん「天災」。中入後の対談(と言いつつ、3人に司会の4人なので、実は座談)は小満ん、川柳、文生の皆さんで、司会がさん八さん。最近、寄席はあまり来ていな…

柳家小さん十三回忌追善 三人寄れば一門の智恵

前座さんの字とは思えないので、小里んさんが書いた?と思われる、本日の演目。 五代目の十八番だった噺をたっぷりと堪能させていただいた。 小里んさんの本、図書館で借りて読み始めたら、これは手元においておきたい!と思って購入するつもりで、返却して…

朝兼昼食

ライ麦パン、野菜とソーセージのスープ、ギリシャヨーグルト、りんご久しぶりにトースト。我が家はIHのグリルでパンでもお餅でも焼いてます。加熱時間が掴めるまで、何度か試行錯誤がありましたが、わかってしまえばオーブントースターと変わりなく焼けるの…

夕食

納豆きのこスパゲティ、切干し大根の梅煮野菜が足らないなぁ。

昼食

高菜とツナの炒飯、らっきょう、切干し大根の梅干煮、デザートはりんご

夕食

ツナと長ねぎと生姜の塩炒め、切干大根の梅煮、納豆、海苔、玄米十穀ごはん、おみおつけ 切干大根の梅煮は、出汁にみりんと梅干を加えて切干大根を煮るワタナベマキさんのレシピで作った。 子どもの頃は、切干大根なんてあまり好きじゃなかったが、ここ数年…

今日の東京新聞朝刊

今日の古典芸能面 以前、どなたかのtweetで東京新聞の芸能面が金曜日に移ったと知って、購入してみた。 目についたのは、 五月團菊祭昼の部劇評(長部浩)*1 友枝雄人さんが12年ぶりにシテを舞う「道成寺」 かぶき彩時記 与三郎 新宿末廣亭五月中席の五代目…

昼ごはん

エスニックにゅうめん と 濃厚ギリシャヨーグルト 茹でたとりささみのスープにそうめんを入れて1分ほど煮る ニラを適当な長さにカットして、割いたとりささみと一緒に投入 ナンプラーで味付け 丼に盛り、長ねぎと生姜の炒め煮をトッピングして完成 長ねぎと…

三波春夫と柳亭市馬

2001年の今日、歌謡界の大御所・三波春夫がこの世を去った。享年77歳。 三波春夫は、浪曲師から戦後、歌手に転向し「チャンチキおけさ」「船方さんよ」でデビュー、ヒットを立て続けに飛ばして、一躍スターになった。1964年開催の東京五輪に向けて発売された…

二代目鴈治郎

1983年の今日、二代目中村鴈治郎が亡くなった。 わたしにとっては、鴈治郎というと、この二代目が思い浮かぶ。長男の現・坂田藤十郎が1990年に三代目を襲名していたが、どうも、鴈治郎といえば、二代目だ。最晩年の舞台を何度か見ているだけなのにもかかわら…