みつひめの日録

日々の記録。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

三波春夫と柳亭市馬

2001年の今日、歌謡界の大御所・三波春夫がこの世を去った。享年77歳。 三波春夫は、浪曲師から戦後、歌手に転向し「チャンチキおけさ」「船方さんよ」でデビュー、ヒットを立て続けに飛ばして、一躍スターになった。1964年開催の東京五輪に向けて発売された…

二代目鴈治郎

1983年の今日、二代目中村鴈治郎が亡くなった。 わたしにとっては、鴈治郎というと、この二代目が思い浮かぶ。長男の現・坂田藤十郎が1990年に三代目を襲名していたが、どうも、鴈治郎といえば、二代目だ。最晩年の舞台を何度か見ているだけなのにもかかわら…

五代目桂文枝の「天神山」

今日は五代目wikipedia:桂文枝の誕生日。 2012年7月に五代目の総領弟子・桂三枝が六代 桂文枝を襲名している。 Wikipediaの記述に 「天神山」の狐が口に筆を加えて障子に一首書き残す手法は現在ほとんどやり手がない とあるが、これは、「芦屋道満大内鑑」の…

将軍江戸を去る

1868年の今日、江戸城は、無血開城。 十五代将軍徳川慶喜は、早朝に江戸を発ち、水戸へ向かう。 徳川慶喜という人、その描かれた作品を見たり読んだりしても、ひ弱というか、意気地なしというか、なんだかあまりいいイメージがなかった。でも、この人が決断…

歌舞伎座の踊り場の「青獅子」

今日は、日本画家・川端龍子の命日。 wikipedia:川端龍子 歌舞伎座は、数々の美術品が所蔵されていて、あちこちに飾られている。1階と2階を結ぶ階段の踊り場に、大きな青い獅子の絵がかかっていた。これが印象度No.1だった。新装歌舞伎座にも、階段の踊り場…

二代目大川橋蔵

今日は、二代目大川橋蔵の誕生日。「二代目???」と思い、ネットで検索してしまった。 大川橋蔵といえば、銭形平次。子どもの頃は、時代劇ドラマが数多く放送されていて、「銭形平次」もよく見ていた。平次親分が出かける時に、香山美子演じるお静さんが切…

賤の苧環

今日は、源頼朝の誕生日。そして鎌倉・鶴ヶ岡八幡宮にて、静御前が法楽舞を奉納した日。「吾妻鏡」に記録が遺されているという。ひょっとして、頼朝の誕生日祝いかなにかで、舞の奉納が行われたのか?(当時、そんな習慣があったかどうかは、調べていないの…